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デート日当日の朝。
出かける準備をしているところに、携帯の通話着信音。
未登録の電話番号。
「もしもし?」
「あの・・・」
「はい?どちら・・」
「あの、今日の事なんですけど」
gohからだった。もしもの為に、gohの電話番号は携帯には登録していない。
「はい」
「電話大丈夫?」
「はい」
何?キャンセル?
「今日の予定・・・・メールが無かったから、大丈夫なのかな?てさ」
「届いてませんでしたか?」
「うん。何かあったのかな・・・と思って」
「いいえ。予定通り大丈夫です。お伺いします」
「あっじゃぁいいんだけど。それじゃ後でね」
「はい。承知いたしました」
よそよそしい切り方だったけれど、自宅なので致し方なし。
届いていない?まさか・・・
webメールを立ち上げるとgohからam4:51付けでメールがきている。
「何かトラブルでしょうか?
昨日まで順調にメールがきてて、
今日の今日になって来ないものですからどうかしたのかと」
あらまぁ大変。
確かに私からはam3時過ぎに送っているはずなのに、
送信済みにも入っていない。
今の今まで心配して、電話もかけようか迷っていたのかもしれない。
申し訳ないことをしちゃったわ。
「ごめんなさいメールに気がつかなくて。
am3時には送っていたのですが、何か不具合があったのかもしれません。
本当に心配かけさせてごめんなさいね。予定通り参りますのであとでね」
出掛けにメールを返した。
「何でもなければいいんですよ。気にしなくて。
会うという日に限ってメールが来ないというのに少し戸惑っただけです。
では、気をつけてお出かけくださいね~♪」
お詫びに早めに着こうと急ぎ、約束前の一仕事もさっと片付けたかったのに、
それがなかなかスムーズに進まない。
遅刻しそう。さらに降り口を間違え、地下道ダッシュ。
待ち合わせの場所にはgohの姿。
「ごめんなさいね」
「大丈夫ですよ。行きましょうか」
「ちょっと待って・・・息を整えさせて」
バッグの中で携帯が光っている。gohからの着信だった。
待ち合わせ時間から10分過ぎ。
「電話したの?」
「うん。ほら、どうしたかなと」
「ごめんなさいね。走っている最中だったから気がつかなくて。朝も・・・」
「思いっきりあらたまりモードでしたね(笑)」
電話一本で、gohを安心させることができたかもしれないけれど、
電話は、出来るだけしたくない。
15分位は許容範囲かと待たせる方は思うけれど、
待つ方にしてみたら、そんなことはないのよね。
反省。
でも、私ってそんなにgohをハラハラさせるのかしら・・・・
これも反省。いつも安心させてあげなきゃ。
私の買い物に、少し付き合ってもらい、予約していたランチへ。
季節も良いし、蟹専門のお店へ。
デートに蟹はご法度とよく言うけれど、
お互いに蟹好きで蟹慣れしているからか、
剥きながらも黙らず、スムーズな会話
たわいも無い会話から、小難しい話題まで、
ポンポンと交わされる。
私は、蟹を剥きながら食べる派ではなく、
剥いて剥いて剥いて剥いて、溜めて溜めて溜めて食べる派。
お皿にこんもりと毛蟹の剥き身が溜まっていく。
gohの方を見ると、完食。
「もう召し上がっちゃったの?」
「このくらいすぐですよ。溜めますねぇ」
「そう。私は我慢して我慢してビール飲むみたいな、
お仕事も、我慢して、集中して集中して、ぐわっと終えて、
やったぁのスッキリが欲しいの。
楽するための努力を惜しまずな感じね」
「なるほど」
「はい。半分あげる」
蟹の山の半分をgohのお皿に乗せる。
「いいよ」
「いいのよ。一緒に食べたほうが美味しいでしょ。半分こ」
大好きな蟹が半分の量よりも、分かち合いの方が断然いい。
蟹女で食いしん坊の私が、そうするのだから、「愛」だわ。
なんて、一人ほくそ笑む。
食後は本日のお籠の場所へ。
******
あの人の指に巻きつけてもらう柔らかふんわりアンダーヘア。
衝動を起こさせたい、じれったいあの人への刺激。
色気をまとって、誘惑するの。
いいんですよ。セックスは楽しんで
あの頃のような官能的なクライマックスを導くひと塗り
マンネリ打開「お風呂ラブ」
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続きます。続きます。今回はちゃんと続きます。きっと。
お待ちくださいませm(_ _)m
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