またぁ～?
始まりはこうよねぇ～いつもぉ
今度は大丈夫なのぉ?
　
皆様のご憫察が伝わってまいります。
　
　
本人も不安に思っております。
今回ばかりは・・・・
「その時はその時さぁ～」というよりも、
「その時が来るのはイヤ」という思いの方が勝っています。
　
　
こんなにも想ってくれている人。
こんなにもしっくりとくる関係が何かの拍子で壊れてしまったら・・・
想う分だけ、不安も大きくなるものですよね。
　
　
時計が午前2:30をまわって、私はまだオフィス。
gohに定期便をまだ送っていない。
　
いつもgohからは早朝メールが届き、私はその深夜に返事を返す。
これが私達の定期便。
　
『本日は、色々あって、まだ帰っておりません。
お話したい事はたくさんありますけれど、またあとでにしてくださいませ。
ごめんなさいね。
待っててね』
携帯からとりあえず送る。
　
その朝gohからメール。
『待ってますよ。いつまでも。ゴメンなさいだなんて謝らないで。
これからだってこういうアクシデントはあるかもしれないんだからさ、
あなた一人のことではなく二人のこととして共有したい。
あなたの徹夜の仕事は僕とあなたの徹夜仕事ということで労ってあげたいのです。
それが僕らの関係です。
また僕らの絆というか想いの深さを感じました。
ありがとね』
　　

胸が熱くなり、鼻の奥がツーンとなる。
優しいだけではなく、前を向かせてくれるエールのこもった心遣いに。
　
　
『真夜中、もしくは明け方の帰宅は、あります。
体調不良だったり、なんらかの理由で
メール送信が厳しいこともこれからもありましょう。
でも、私はgohさんを1秒でも不安にさせたくないの。
こういう関係は、心のつながりは強くても、
見られないこと、見せられないこと、見てはいけないこと・・・・ありますよね。
何らかの理由でメールが打てなくなっても、
音信不通になっても、それを伝える術がない。
(たとえ、この世にいなくなっていても)
便りがないのは良い便り・・・・
なんて、ごまかしも不義理なような気がして・・・・・
　
だからまた、「ごめんね」の短い状況報告メールは
何があっても出させていただきますね。
だって、欠かさずに飲まないと生きていけないサプリであり続けたいですもの。
本当は、本当は、それが無くても大丈夫な
固い固いソウルメイトになれたら良いのですがね』
　
　
『本当にお疲れ様でしたー。
でも、そんなに返信は無理なさらなくていいですからね。
ペースを保つことが大事なのではなく、続くことが大事なのですから、いいんです。
無理な時には無理せずにね。
メールが何かの事情でこなくてもあなたへの想いは少しも変わらない。
　
たまにそういった明け方に帰るようなことがあるのですね。
はい、承知しました。覚悟しておきます。
そんな時は今回と同じように「今、手が離せない！」、
そんな感じで十分ですから。
不義理だなんてそんな風には間違っても思わないし、
僕とあなたの間なんですから大丈夫。
僕もあなたのメールを“摂取”しないと不安定になりそうですので、
できれば毎日いただきたいです。
だけど、仮に毎日メールを交わさなくても
大丈夫な間柄（そうそう、ソウルメイトね）になれたらいいなと思っています。
　
僕はですね、そういう状態を「あるがまま」と呼びます。
　
理想です。「あるがまま」ということの解釈は色々あると思いますが、
僕のディフィニションは「あえてしない」ということとしています。
あえて、進んでそうしようとするのではなく、
何もしなくても、あえて心を動かさなくても心がそのことに支配されている状態。
　
あえてmyさんを「好きになりたい」「大事に想ってやりたい」と思わなくても、
どこにいても何をしていても眠っている時でも
心がmyさんへの想いで支配されている、
それが「あるがまま」なんです。
少なくとも僕は今、そういう気持ちです。何をしていても想っていますよ」
　
　　
こんな熱いメッセージ・・・
嬉しいのに、心が揺れ動く。
　
『「あえてそうしない」けれども、そうなっている。
私も同じ思いです。
　
今だから?深まる前だから?
ほんの一瞬そんな不安のエーテルが鼻をかすめることも正直あります。
お互いに生身の人間。
齟齬もあったり、軋みもあったりするかもしれない。
gohさんを傷つけたりすることもあるかもしれない。
そう思うと、まだとばくちなのに、不安に・・・
　
でも大丈夫。一瞬なので。
その一瞬の不安も、gohさんからいただいた言葉を反芻するなかで、
払拭されますので』
　
gohに少し本音も洩らしてみる。
　
　
『はい、「あるがまま」というお付き合いができたら、もう何も要らない。
そんな間柄になれる人はまずいない。
宝探しのようなもの。
世界中を探し歩き、苦労して苦労して
秘宝を見つけ出そうとする秘宝ハンターのようなもの。
でも、もしかしたら見つけたかもしれない。
なんて自分はついているんだ。
　
前から運は悪くないと思っていましたが
自分の身の回りの中でも、
非常にレアな僕のニーズを満たす人に
こうやって出会えたのだから、やっぱり運がいい人間だと思う。
　
まだこれからですから何となく一抹の不安が
お互いによぎるのかもしれませんが、でも、大丈夫だと思う。
myさんには僕と似た臭いを感じるし、
うまくやっていけると思う。
　
なんだか、最近はmyさんが、年下に思えてきたなぁ』
　
　
『そんなにピタリと、私はgohさんのニーズにあっているの?
少し怖いですね。
だって私もそう思っていますので。
　
ピタリとはまり過ぎて、離れがたくなるというのも、
お互いに社会人、係累を持つ身としては危ういこと。
　
でも、大丈夫ですよね。
gohさんが私にリスクを感じないのと同様に私も感じませんもの。
　
緩急の抑えを心得てらっしゃる方と信頼しています』
　
　
『少なくとも貴方は僕のニーズに合っているのです。
この七面倒くさく小難しいレアなニーズに合っているのです。
ドンピシャなんてもんじゃない。
高額宝くじに当たったようなもの。
（だから人生に二回も三回も巡ってこない）
myさんまでそう思ってくれているなんて、確かに少し怖い気がする。

でも、大丈夫だよ。お互いに社会人でもあり、
様々な「責任」を持っている身であり、
節度と良識を持ってやっていけると思いますよ。
こんなに貴方に熱くなっているけど、でも、僕は
おかしなことは間違ってもしませんからご安心下さい。

～ 終わりを慎むこと　始まりのごとくあれ ～

礼に始まり礼に終わる。親しき仲にも礼儀あり。
予め言っておきます。
というよりも約束しておきます。
どれだけ親しい関係になっても、
今こうやっているように慎み深さや礼儀を失わないお付き合いを致します。
仮にです。万に一つ僕らの間に“終わり”があるとしてもです。
跡を濁さない終わり方をする覚悟でございます』
　
　
　
深まる前から終わりの話をするのも何ですが・・・・
だからこそ、少し安心できるのかもしれない。
　
　
今からこうなってしまって、時宜がかなって深まったらどうなることでしょう。
　
でも、やはりその時はその時なのですよね。
　
もしかしたら・・・なんて呪縛に捉われてしまっては、
何も始まらない。
　
過去の貴重な経験、少し切ない経験。
それを活かさないと、経験が無意味なものになってしまい、
過去のそれぞれの方々にも失礼なこと。
　
　
まだホンのちょっとだけ弱気になってしまうこともありますが、
「大丈夫♪」と笑顔を自分に向けて前に進むことにいたしましょう。
　
それが私ですもんね。
　

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