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古典文学に見る男と女シリーズ 第49回
別るれど うれしくもあるか
今宵より あひ見ぬ先に 何を恋ひまし
古今和歌集 巻八 離別歌 凡河内躬恒
詞書には、
兼覧王にはじめてものがたりして、別れける時によめる
とあります。
恋の歌ではなく、凡河内躬恒がはじめて兼覧王にお会いして、
辞去する際に贈った歌。
さぞ楽しい時間をすごしたのでしょう。
これにて本日はお別れいたしますが、
今、別れることがとても嬉しいのです。
貴方とお会いする前には無かった感情、
貴方を恋しくまたお会いしたいという感情が出来たからです。
ああ、また貴方とお会いして楽しい話がしたい。
お酒で、足元がふらつきながらも、
上機嫌で詠んだ歌のような気がします。
さぞ、にこやかな顔だったでしょう。
見送る側も、また会いたいと思う顔。
友人・知人と会って、食べたり飲んだり、話したり。
何を話したか、食べたかどうかは、あまり覚えてはいなくても、
別れ際の顔は、結構覚えていませんか?
「またお会いいたしましょうね」
「御機嫌よう」
「頑張ってね」「頑張りましょうね」
笑顔と握手やハグ。
別れが惜しいと悲しい顔をされるより、
明るい笑顔で別れた方が、より"また会いたい"と強く思いませんか?
ですよね。
でも、恋人との別れ際はどうでしょう。
あの信号まで、
あの角まで、
あの改札まで、
そう思うと、どんどん寂しさが増して、
次はいつ逢えるかという不安も湧いてきて、
つい、寂しくしずんだ表情になってしまう。
愛しさを寂しい表情で表現しがちですが、
それは、求めの愛ですよね。
愛しさを表現しているのではなく、
実のところ、愛を相手に求めているのですよね。
「俺も寂しいよ」
を求めている。
まぁね、そう言われたら嬉しいですよね。
言ってもらって初めて笑顔になれる?
ただねぇ・・・なかなかねぇ・・・・言わないですよねぇ・・・・
オトコタチ。
「何で言ってくれないのよぉ・・・・
私が、こんなに寂しがっているのにぃ・・・・bu~」
となっても、アチラにはアチラの照れや、
なんやらかんやらあるわけですから・・・・
ここは一つ満面の笑み(咲み)で、「またね」と手を振りましょうか。
アチラも照れながらも笑みを返してくれる。きっと。
「○○って可愛いなぁ。やっぱり又逢いたいなぁ」
別れた後も、ずっと心にその笑顔が残っている。
はずですよね。
メールが着た時も、その最後に見た笑顔が蘇る。
ね。そう思いませんか?
どうせするなら、楽しい恋愛を。
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前回のエントリへの、りん様のコメントからインスピレーション。
>「別れる時、いつも淋しそうに、帰って行く」と言われて
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