このままの状態で、細胞全てが興奮した状態でI氏を受け入れたい。
「欲しいの・・・」
満を持して、I氏のmonoが私の中に入って来た。
奥まで突く様に、腰を持ち上げられ突き上げられる。
「あぁぁんんんん」
「あぁぁ、締まるっ。myさんの中、最高」
濡れた音を立てて、I氏が突き続ける。
「あんっ、あんっ、あんっ・・・・」
その突きのリズムと同じリズムの喘ぎ声が大きく部屋に響く。
　
「はぅイキそうッ!」
大きく息を吐き、I氏が覆いかぶさる。
「キテ・・・」
「まだまだイカないよ」
　
I氏は横になり、私の後ろから入ってきた。
二人、繋がったまま横たわる。
後から抱きしめられ、耳元で囁かれる。
「愛してる」
振り向き、私も答える。
「愛してるわ」
唇を重ね合わせ、愛し合う喜びを確認し合う。
「ずっとこうしていたいですね」
「ええ。幸せですわね」
　
ゆっくりとした往復。
「あぁぁ・・・myさんの中って本当に気持ちいい・・・」
「もっと、気持ちよくなってみます?」
「もっと?どんな?」
　
プチドロップを手に取り、
私はスイッチを入れ、中にI氏が入ったままの状態で
クリトリスに自らプチドロップを当てる。
それは、セルフの時と同じ動作。
　
「うぅ・・・凄い締まる、締まる、凄くイイ・・・
吸い付いている。こういうのを名器というんですね」

自分のポイントは直ぐにわかる、
そして、快感も導きやすい。
きゅうっと蜜壺の中が収縮して、I氏のmonoを締め付ける。

I氏の腰の動きがとまり、ただただ締め付けを感じ取っている。
　
「はぁ・・・はぁ・・・う・・・はぁん・・・・」　
ぐぐぐっと全身がつっぱり、息づかいが荒くなる。
硬直する私のカラダをI氏は離れないように、ぐっと引き寄せた。
絶頂の波がすぐそこまで押し寄せている。
「はぅ・・・あぁ・・・イキそ・・・う」
「凄いヒクついてる、俺もイキそう・・・・」
「イク・・・・」
絶頂と同時に、痙攣する蜜壺の中で、激しく前後しI氏も放出した。
「んんんっ・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・・」
　
同時にイケる快感と幸福感。
ドクンドクンと私の中では、尚もゆっくりと痙攣が続く。
ふわっと緊張が解き放たれ、余韻の中で癒しが残る。
　
　
抱きしめながらI氏が聞く。
「こんな快感ありませんよ。myさんは、いつもこんななの?」
「違うわ。初めてよ。こんな感じでイクことなんて、なかったわ」
　
　
中に入ったまま、クリトリスへの刺激で熱くなることはあったけれど、
芯からの絶頂を迎えたのは初めて。
私の絶頂後の痙攣という刺激をI氏という男に始めて与えられた。
　
I氏のまめやかな快感への誘導と、
素直にカラダを預けられる安心感から導き出された快感。
　
　
　
　
男と女の組合せの数だけ、愛し合い方、繋がり合い方がある。
　
私とI氏。
この組合せで、また新しい愛し合い方が生まれた。

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