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親友○子は、リアルで唯一私が大人恋愛をしている事を知っている人間。
以前『女の夜話』に登場した"聞き出し女"(笑)
彼女と久しぶりにバーに。
最近話題のお店を指定してきた。
「無理よ、席ないわよ」
「myちゃん、K君に頼んだらいいんじゃない」
Kは仕事柄"飲食関係"に強い男性で、リザーブに何かと重宝しているけれど、
最近K本人からの誘いを忙しくて断りっぱなし。
非常に頼みづらい。
「with K君だったら簡単だけど・・・ダメよね」
「ダメよ、ダメ。何とかしてちょうだい」
「・・・・ワカリマチタ」
声の重いKに、条件付でリザーブしてもらいなんとかかんとか。
「ありがとうねmyちゃん」
グラスを合わせて○子が舌をだす。
「まったくぅ。私にこういう事させるのなんて、○子ちゃんくらいよ」
「えーっ!私だって無理にお願いできるのはmyちゃんくらいよ」
無理の限度が○子は常人とは違うけれど、
お互いに昔から腹の割った中だからできること。
リアルで大人恋愛を話せるのもそういうところから。
彼女の新しい事業展開の相談がメインであるけれど、
やはり、話は恋愛方向に向けられる。
「彼とはどう?」
「彼って●●●の?」(hiのこと)
「今は違うの?」
「●●●の彼とは、今は良好なお友達関係よ」
○子とは二年ぶりに会ったから、その後の経過については話していなかった。
「いつから?」
「○子ちゃんと最後に会ったあたりかしら」
「そんな事言ってた?」
「友人関係が楽かなって言ったと思うけどね。まぁあの後ね」
「なんで?」
「友人関係の方が私たちにはしっくりくると思ったし、
その方が、永く良い関係をつくれると思ったのよ」
「そうなの・・・・で?」
「で?って何?」
「myちゃんのことだから、その後もいろいろあったのでしょう?」
「まぁね。イロイロとね」
「あっやっぱりイロイロなんだ」
またもや"聞き出し女"が顔をだしてきたよ。
「myちゃんは、モテるからねぇ・・・・どこで知り合うの?」
「モテはしないわよ。
きっかけはパーティとかかしらね。知り合いを介して・・・」
「やっぱりパーティなのね。でもmyちゃん逃げ足早いって聞くけど」
「どこで聞くのよ。無駄な時間を過ごしたくないだけよ」
「でも、摘むところは摘むのね」
「そんな事ないわよ。お話が合う人だったら名刺交換したり、
メアド交換したり、皆で会ったり、そのうち何となく・・・・
ツボにはまったり、ガクンと落ちたり・・・・
まぁ、イロイロよ」
「なんで、そんなにイロイロ出来るの」
「それは結果よ。別に恋の数をこなしたいと思ったわけではないわ。
それに、そんな数も多いわけではないし・・・・
結果的に複数になっただけの話よ」
「続かなかったのね」
「それも結果よ。続けることが美徳なワケでは無いでしょう?
ネンネじゃないし、それなりの経験があるのだから、ダメはダメでわかるわ」
「でも、ダメだって最初に分からないの?」
「それは、大概はわかるわ。
アプローチがあった男性全てとお付き合いするわけないもの。
絞られても、お付き合いしてみなきゃ分からない事ってあるじゃない?」
「分からない事ねぇ」
「感性とか、本音とか」
「エッチの相性とか」
「そうね。それは大事ね」
「やっぱり」
あっまたひっかかった・・・・
「私、あんまりホラ、経験ないから、そっちの相性ってどういうことかしら?
よく分からないのよね。大きさとか?テクニックとか?」
「あはは・・・・○子ちゃんの口からテクニックなんて出ると思わなかったわ。
嗜好とかテクニックとか、お互いのサイズも確かにないことはないわ」
「嗜好ってSMとか、そういう方向とか?」
経験が無い割りに、意外と鋭いのね。
「まぁね」
「myちゃんはMよね」
「何?」
「だって●●●の彼はSだって言ってたじゃない」
言ってた?
「・・・まぁね・・・その傾向はあるけれど・・・・」
「ムチとかで打たれるの?」
「○子ちゃんのそっちの世界は、そればかりじゃないのよ」
「えっどんな?」
やばい!乗せちゃった!
好奇心バリバリの瞳じゃないの。
「どんなって・・・・・・ったり」
「えっ?何?」
「縛ったりぃ」
「あれって痕つかないの?」
赤面しながら○子は身を乗り出しちゃってるしい。
「素材とか、縛り方によるから・・・・・」
「経験あるのね」
「まあね・・・・○子ちゃんだから言っちゃうけどね、
連続してその嗜好の人だったの。
●●●の彼に目覚めさせられちゃったというか・・・・
そういうMオーラを出していたのかも。
だから、それ嗜好のヒトに匂いを嗅ぎ分けられて、
わたしも引き寄せられたのかも」
「奴隷とか・・・?」
「○子ちゃんねぇ・・・・それはハードな世界よ」
「全然わからないわ」
「分からなくて当然だわ」
「じゃぁ・・・どんな?」
こんな場所で講釈させる?
「今は、あまり境みたいのはなくてね、こんなのやってみる?みたいな、
結構、気軽に取り入れているカップルもあってね」
あらあら、始めちゃったわ!
「うんうん」
「目隠ししてみたり、ベルトで縛ってみたり、お道具使ってみたり・・・・
普通のラブホテルにも、それ仕様のお部屋なんかあって人気があるらしいのよ。
ハードなものは、その世界の方だけのものだけど、
ソフトなものは、セックスの延長線上という感じで楽しんでいるみたい」
「そうなの」
「そうなのよ」
もういいわよね。
「ちょっと痛いとかそんな感じ?」
私にとっては、その経験自体が痛いんですから・・・・
「myちゃんは、どんなだったの?」
「忘れちゃったわ・・・・というのは嘘だけど、
そんな嗜好の相性なんて二の次なのよ。
カラダが満たされたって、心が満たされないとやはりダメ」
「それは、そうでしょう」
「その嗜好がとても強かったヒトがいたの。
でも、そのヒトはそれ以上に優しく包んでくれてね、
心遣いも最高だったわ。ダメになっちゃったけどね」
「そう・・・・どうして?」
「事業の失敗ね。凄い数字だったわ。それに伴う心の病気。
とても濃い恋愛だったわ。今は見守るだけ。
スキャンダルもご法度だから・・・・」
「イロイロにも本当、いろいろね」
「ええ。結局のところその人達とは続いていないのだから、
失敗と言えば失敗なのだけど、経験しないと分からない事を学べたわ。
無理しても何も残らないとか、愛すればこその引き際の大切さとか・・・
それぞれが人生の一ページね」
「myちゃんの場合は・・・・・ページをめくると直ぐに書き込めるからね」
「別に、直ぐにって焦っているわけじゃないのよ」
「分かってる。myちゃんは普通にしていても、呼び寄せちゃうのよね。
昔っからそうよね。恋愛続きで」
「次から次って言われてね。本人は、その時の一つ一つが真剣でもあったのにね。
○子ちゃんにも"またぁ~?"って言われたしね」
「あら?そんな事言ったかしら?私は、いつでもmyちゃんの味方だったわ」
「分かってる、分かってるわ。だから、何でも言えるのよ」
「じゃぁ・・・・何でも言って御覧なさい。今の彼のこと」
うぎッ!
「隠さなくたってわかるわよ。白状なさい」
白状って・・・・・
(続きます)
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