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古典文学に見る男と女シリーズ 第41回
君待つと 我が恋ひ居れば
我がやどの 簾動かし 秋の風吹く
万葉集 巻四 488 額田王
風をだに 恋ふるは羨し
風をだに 来むとし待たば 何か嘆かむ
万葉集 巻四 489 鏡王女
額田王は言わずとしれた万葉の中でも最も有名な女流歌人で、
恋に生きた女性。
鏡王女は、その額田王の姉(といわれています)。
恋人の天智天皇を切なく待つ歌488番と
亡くなった夫、藤原鎌足を歌った499番。
妹の恋歌を羨む姉の歌というように、ペアで知られています。
この二つの歌にはいろいろな説があって
万葉集の謎解きの手がかりにされていたり、
作者二人の女性の関係やタイムラグにも諸説ありますが、
この際そういったものは、とっぱらい「おと恋」訳で・・・
わたくし的にというか思い込みで(笑)
恋しい人を待っています。心震わせ待っています。
今か今かとお待ちしておりますと、風が簾を動かしただけでも
恋しい人がいらしたかと、はっとします。
その度に胸は押しつぶされるように苦しくなります。
風が吹きこまれるだけでも、心ときめくなんて素敵な心持だわ。
そういう方がいらっしゃるという今を大事にしてね。
存在しているというだけでも素晴らしいことと感謝してね。
姉が恋する妹を思いやっている歌のような並びに感じます。
本来はどうか知る由もありませんが、
恋しい人が"存在"していることが恋愛。
それだけでも喜ばしいこととあらためて思った二つの歌です。
自分を活かしてくれている人に感謝したいですね。
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こんなランジェリーをルームウェアにして待ってあげたら、飛んできちゃうかしら
そして、小道具も |
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つい当たり前の様に思いがちですけれどね。
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