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古典文学に見る男と女シリーズ 第32回
見ずもあらず 見もせぬ人の 恋しくは
あやなく今日や ながめくらさむ
古今和歌集 恋歌巻十一 在原業平
詞書
右近のむまばのひをりの日、むかひにたてたりける車のしたすだれより
女の顔のほのかに見えければ、よんでつかはしける
作者の在原業平は平安のプレイボーイとして有名な男。
ラテン系というか、花輪君系というか、
とにかくレディには、愛の言葉を贈るのが男としての義務と思っている?ヒト。
この話の歌は伊勢物語、大和物語にもあります。
右近の馬場で催し物があった日、女性が乗る車(女車)の簾からちらりと女性が見えた。
女性の顔などなかなか見ることが出来ない時代。
「うわッ!これはご挨拶せねば」と思ったかどうかは分かりませんが、
取り急ぎ歌を贈った。
あなたのお顔をちらりと見ないとも見たとも言えないのですが、
もうそれだけで誰なのか、どんな方なのか考えて一日ぼんやり過ごします。
この歌への女からの返歌
知る知らぬ なにかあやなく わきて言はむ
思ひのみこそ しるべなりけれ
古今和歌集 恋歌巻十一 読人知らず
私が誰なのか考えるなんて無駄なこと。
誰であろうと恋しいと思うその気持ちがあれば、
それこそが恋愛の道しるべでしょう?
私もmasaもお互いのプライベートなことは詳らかには話していない。
仕事のこと、取り巻く環境のこと、既婚であることは知っているけれど、
バックグラウンドのことは全く知らない。
知ろうとも思っていない。
背負うプライオリティは高位にあるべき、ルールは守るべきと固く思っている。
でも、二人だけの時には必要がない。
恋しく想い、信頼し合ってカラダと心を預けあっていればそれでいいから。
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『キスに感謝を込める』限定フレーバー、 |
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