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古典文学に見る男と女シリーズ 第27回
ある女の、業平の朝臣を所さだめずありきすと思ひて、よみてつかはしける
大幣の ひくてあまたに なりぬれば
思へどえこそ たのまざりけれ
古今和歌集 巻十四 恋歌四 読人知らず
伊勢物語第四七段「大幣の」にある歌です。
業平の朝臣は、平安のプレイボーイ在原業平のこと。
大幣(おほぬさ)は祓えの神事に用いられる、大きな串につけた幣のことです。
大幣神事>http://www.thekyoto.net/kyoukyou/0506/050608_02/
祓えの後、参列者が幣を引き寄せ穢れを移して川に流していました。
そこから、大幣は引く手あまたで、気が多いという意味に使われています。
大幣は引くの枕詞です。
あちらこちらに女性がいる業平へ女が送った歌。
大幣のように、あちこちから引く手あまたのあなたですもの、
「イイわぁ」なんて思うけれど、全然あてになんかしてませんからね。
ちょっと可愛くていじらしい歌でしょう?
hideに送りましたの。
彼の笑顔と人懐っこい話振り。
男にも女にも人気があると思います。
実際、女性からの引き合いはあるみたいです。
一番と言われても、「あらそうですか本当?」みたいな、
まだ、hideに今ほど強く惹かれていなかった頃です。
おふざけでね。
そうしましたら、hideから返信が。
大幣と 名にこそたてれ 流れても
つひによる瀬は ありてふものを
そうです。
先の歌への在原業平の返歌です。
これが送り返されてきました。
大幣などと言われておりますが、大幣は川に流されても、
最後には行くつくべき所に行くのですよ。そこがあなたなのですよ。
まったく、おぬしやるのぉ。ついてきてるジャンと思った瞬間です。
ちなみに伊勢物語はこちら
第四七段、大幣の
昔、男、ねむごろに、いかでと思ふ女ありけり。
されど、この男をあだなりと聞きて、つれなさのみ勝りつついへる。
大幣の 引く手あまたに なりぬれば 思へどえこそ 頼まざりけれ
返し、男、
大幣と 名にこそ立てれ 流れても つひに寄る瀬は ありといふものを
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今度は、図書館へでも行かないと調べられない歌でも送ろうかしらなんて
ちょっと意地悪を考えてもいたりします。
ヾ(  ̄▽)ゞオホホホホホ
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