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お籠okomori

2011年12月26日[00:55:35]

夕方、といってもまだ日も落ちていない16時過ぎになるとgohはいつものように
「食事どうする?」と聞いてくる。
 
gohの一日はとてつもなく早く始まるので、
そろそろ夕食の事を考える時間帯なのかもしれないけれど、
夕食が遅い私にとってはまだ真昼間も同然で初めの頃はピンとこなかった。
何度かこうした逢瀬を重ねるうちに、
gohの体内時計の針がわかるようになり、
こうした日は、gohの針に合わせるようにしている。
 
「そうねぇ・・・・」
「どこか出る?それとも下に行く?」
今日の気分は、お互いにほぼ決まっている。
「そうねぇ・・・・」
「ルームサービスとる?前回も悪くなかったでしょう?」
既にgohはメニューをめくっている。
私もgohも浮世には出たくない気分。
部屋に籠もって、二人だけでいたい。
種類は少ないけれど、下のレストランからのルームサービスはどこも評判が良い店なので、
外れることはないはず。
「そうね。ルームサービスにして、ずっとお籠しましょう」
「よし、じゃぁそうしよう。時間までまた仲良くしてよう」
 
椅子に腰掛けている私の足元に跪き、バスローブをはだけ、
開脚され、潤ったままの蜜壷に口づけをされる。
「濡れてるね」
マシュマロのようなgohの柔らかな唇がクリトリスを捉え、
マシュマロよりは、ほんの少し締まりのある、
でも硬さを感じない蕩けるような舌が
マシュマロの間からねっとりと絡みつく。
「はふぅ」声にならない息が私の唇からもれる。
 
「こんなに柔らかいキス・・・・」
他には無いと言い掛けそうになったけれど、止めた。
それは最上級であるという言葉なのだけれど、
比較対象があることを伝える言葉でもある。
そういう影は、口に上らせるべきではない・・・・
 
でも、gohから聞いてきた。
「他にない?」
「・・・ぁぅ」答えられない。
「gohさんだけで充分でしょ?」
「gohさんだけに決まってるでしょう」
そこははっきりと伝える。
本当のことであるし、その答えをgohは待っているから。
「ふーん。そうなの?」
gohが中に入ってきた。
「こんなにぴったり合うのは僕だけ?」
「そうよ。こんなに入ってくるだけで気持ちが良いのはgohさんだけよ」
軽く唇を重ね、「おいで」と手を引かれベッドので再び重なる。
「僕も気持ち良いよ」
私の額周りの髪の毛を何度もかき上げられる。
こんな動作をされるのは始めて。
それは、まるで小動物の額から耳を通り後頭部まで指をかき流す時の動作そのもの。
愛しさが手に込められているようで、気持ち良さと幸福感がさらに増す。
愛玩の小動物になりきって転がされるようにカラダをくねらせる。
 
お道具を取り入れたり、上に下に右に左にどのようなポジションであっても、
どっぷりと気持ちが良い。
イキたいなど、まるで思わない。
ただただ、心地よいまどろみの中での情交。
 
大きく息をつくと「休憩する?」と声が掛かる。
負けず嫌いのgohは自分から決して言わないから、
私から「休憩」を告げる。
 
軽いアルコールを冷蔵庫から出してきてくれて、
グラスに注いでくれる。
「そろそろルームサービスお願いする時間ではないかしら」
「そうだね。コース?」
「アラカルトでお願いします」
文字だけでは、そのモノを想像しがたいメニューが並ぶ。
「流石に許しがたいお値段ね。おにぎり2,500円・・・・」
「仕方がないでしょう」
「いくら●●のおにぎりだからって・・・女としてダメ。許しがたい」
「他のを選べばいいでしょう?」
「うん。ここでおにぎりはないけれど・・・・」
せっかく贅沢をしにきているのだから、あくまでも極めたらいいのだけれど、
どうも普段財布を持つ身としては、値段もつい見てしまう。
とはいえ、食欲優先でついあれやこれや選んでしまう。
「この間はイタリアンだったから・・・本日はフレンチでいい?」
「いいですよ・・・」
何を言っても、gohからはyesが返ってくるの解っているけれど、
一緒に決めた感が欲しい。それだけ。
 
フレンチレストランのメニューは、未だにピンとこない。
お店ではいつもすぐにメートルかギャルソンに来てもらい、
料理を聞いたり、お奨めを聞き、それに決めてしまう。
gohもそのタイプらしく、ふたりで、●●の××ソースがけ▲▲風という文字を見て、
何だろうねと考え込む。
ついには内線で確認をして食指が動くと、「それ」と決める次第。
どちらかに素養があって、スラスラと決められるのも良いけれど、
お互いにそれは必要な能力と知識と考えてはいないので、
「聞けばいい」「おいしければいい」でその時だけを楽しめている。
 
「どれくらいで来るの?」
「30分くらい」
「そう・・・」
「それまでしたい?」
「途中でピンポンはナイでしょう」
「じゃぁ、ちょこっとだけ」
さっきと同じように、椅子に腰掛ける私の前にかがみ、
脚を開かれそこに顔をうずめキスをされる。
「おいしいよ」
その言葉にカラダ中の血が一気にカッと熱くなり、のぼせ気味に
「お指も頂戴」なんて要求してしまう。
 
gohの指は、グリグリとせわしなく動くものではなく、
やはりゆっくりと丁寧にスポットのありかを感じさせるように動く。
「そのざらざらしているところが・・・」
「感じる?」
「ぅん。感じる」
「溢れてきてるね」
「気持ち、良すぎなんですもん」
「僕も気持ちよくなりたい。入るよ」
「待ってgohさんが座って」
gohの脚の間にかがみ、「させて」と口にmonoを含む。
あまりさせたがらないgohだけれど、私はしてあげたい。
それは奉仕という行為ではなく、好きな人の大切な部分だから口づけしたい。
「そんなに好きなの?」
「好きな人のだから好きなの。じゃなかったらしないわ。心の底からしたいの」
何度となく交わされ続けてきた言葉。
そういう気持ちが女性にあるということを男性には、なかなか理解し難いのだろうか。
してもらったから、換わりにするというのではなく、
心底の愛情からくるもの。
それは『フェラチオ』というよりは『愛撫』そのもの。
だから、刺激をするというよりも、柔らかく、丁寧に、大切にタッチし口づけ、含む。
 
あっ。gohの柔らかさもそういうことなのね。今啓示を受けた気持ちになったわ。
私達のセックスは、刺激を与える合うというよりも、
愛情を与え合っているのだわ。 
今更ながら「情交」と呼びたい理由がはっきりしたわ。
 
 
gohがかすかに腰を引いた。
口から離して、gohの上に跨り、
鍛え上げられているgohの両上腕を掴み私の中に納めた。
「本当に気持ちがいいよ」
「私も」
「ぴったりあってるね」
「ぴったりあっているわね。下も上も・・・・」
唇を重ね全てを密着して、宇宙の中で唯一つの組み合わせをお互いに満悦した。
「ずっとこうしていたいね」
「ええ。ずっとこうしていたいわね・・・でもそろそろかしら」
「あっそろそろだね」
と言っていたとろでルームサービスのチャイムが鳴った。
「おっと」
慌てて離れ、gohはパジャマを身につけ、さっとドアを開け、
私はベッドルームに何となく入った。
別に隠れなくて良いけれど、今の今までの情交の余韻を漂わせたままの雰囲気を、
バトラーに感じられたくは無かったから。
 
バトラーが出て行って、「準備できたよ」というgohの声でテーブルに着いた。
 

 


 

******
エステ感覚でとりいれて、セルフで気持ち柔らかに。
あの人の指に巻きつけてもらう柔らかふんわりアンダーヘア
衝動を起こさせたい、じれったいあの人への刺激
色気をまとって、誘惑するの。
いいんですよ。セックスは楽しんで
あの頃のような官能的なクライマックスを導くひと塗り
マンネリ打開「お風呂ラブ
******

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思い出していたら、つい長くなってしまいました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
でも、まだ続きます。  

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コメント一覧
この記事へのコメント◇
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2011/12/26(月) 18:46:23 | | #[ 編集]
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2011/12/26(月) 22:06:58 | | #[ 編集]
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
▼2011/12/26(月) 18:46:23 にコメントをくださったtちゃん
うかうかしていると、今年が終わってしまいますので、
急いであげちゃいました(≧∇≦)
 
そう。だれでも、過去と他人は変えられないのですよね。
自分がどう捉えるかという解釈力だと思います。
 
ポジティブに捉えると、相手もポジティブに考えてくれる。
ポジティブとポジティブの相乗効果は・・・・・なりますよ。
大丈夫です。
 
 
▼2011/12/26(月) 22:06:58 にコメントをくださったyちゃん
 
そうですね。危険だと思います。
 
冷静なyちゃんなのですから、客観的に10メートル上あたりから見てみたらいかがでしょうかね。
 
 
ご縁は、自分から作ればちゃんとやってきますよ。
これからはyちゃんが、お教室や塾や会に沢山参加して
磨きをキラキラ上げたら、ちゃーんとくると思いますよ♪

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2011/12/28(水) 01:20:00 | URL | my(ミィ) #[ 編集]
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できれば公開にしてくださいませんか。
HNを代えられてもOKなので。
 


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