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今回の歌を詠むとmyは" ひとりH"を連想・・・(?)
来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
焼くや藻塩の 身もこがれつつ
権中納言定家「新勅撰集」恋三
「内裏歌合」恋歌
掛詞に序詞、縁語と技巧を凝らし、万葉集からの本歌取りをしている歌。
さらに作者は百人一首の撰者、古文の授業では格好のお勉強材料として登場していますから、古典嫌いの方でもアレね、と御存知の方も多いですよね。
・まつほの浦・・・「まつ」は、「待つ」と「松帆の浦(淡路島の最北端にあります)」の掛詞
・焼くや藻塩の・・・「こがれ」を導く掛詞
・「焼く」「藻塩(海藻を焼いてつくる塩)」と「こがれ」は良く使われる縁語
・身もこがれつつ・・・恋焦がれるという意味に藻塩が焼けごけるという意味を掛けている。
この歌の本歌は万葉集にある笠金村の歌
『名寸隅の 船瀬ゆ見ゆる 淡路島 松帆の浦に 朝凪に 玉藻刈りつつ 夕凪に 藻塩 焼きつつ 海人娘人 ありとは聞けど 見に行かむ 縁の無ければ 大夫の情は無しに 手弱女の 思ひたわみて 徘徊り われはそ恋ふる 船梶を無み
』
万葉集本歌訳:
松帆の浦に藻塩を焼く海人の乙女がいるらしいが、きっかけもないし、逢いに行く船もない。逢いたくて仕方がないのに。
本歌取訳:(定家が女の気持ちになって歌っています)
待っても来ない方を待ち続ける私の心は、夕なぎ時に焼く藻塩のように、恋焦がれております。
教科書通りですとこれで"ちゃんちゃん"です。
これをmyが本歌も背景をもすっ飛ばして解釈すると・・・
いつになったら貴方は来てくださるの。
本日も、もう夕刻です。
松帆の浦の夕なぎの景色はたいそう美しいと聞いております。
静かな浜では海人が藻塩を焼く。
勢いよく立ちのぼったり消えたりする藻塩を焼く炎の煙。
貴方が私のカラダに触れてくださった時の私の感情さながらです。
貴方の愛撫に私は昂ぶり絶頂をむかえ、すうっとひく。
消えては立ち上る私の感情。めくるめく時・・・。
貴方に逢えぬ寂しさゆえ、
貴方の愛撫を思い出し、私は自らを焦がしております。
いつになったら貴方は来てくださるの。
私はお待ちしております。
貴方にこそ私は藻塩のように焦がしていただきたいのです。
国文学者さま並びに定家ファンの方々失礼いたしました。
だって、身が「焦がれる」のですよ。
熱く悶え焦がれるのですよ。
だとすると・・・ねぇ。
自らを焦がすのは"ひとりH"・・・
今は"ひとりHセット"が手軽に手に入りますが、
王朝期は庶民の手には入らない高価な青銅製や水牛の角で作られていたそうです。
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以前サイドバーにmyの俳句を出していたの覚えていらっしゃいますか。
定家のこの歌を本歌取にした俳句です。
『来ぬメール 藻塩はとうに 朽葉色』
恋愛初期、彼からのメールが返ってこない事に苛立っていた頃の句です。
今はもうこんな思いにはなりませんがね。
メールが来なくても、逢えなくても。
藻塩ですが、どんなものか?という方はこちらのサイト(海人の藻塩)を御参照ください。
これがお豆腐に合うんですよ。
おいしい大吟醸においしいお豆腐。藻塩をパラパラとかけていただくのが最高です。
myはこの藻塩を"お取り寄せ"しておます
。オススメ。
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