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古典文学に見る男と女シリーズ 第13回
牽牛織女
文選
迢迢牽牛星
皎皎河漢女
繊繊擢素手
札札弄機杼
終日不成章
泣涕零如雨
河漢清且淺
相去復幾許
盈盈一水間
脈脈不得語
牽牛織女(けんぎゅう しょくじょ)
文選(もんぜん)
迢迢(ちょうちょう)タル 牽牛星(けんぎゅうせい)
皎皎(きょうきょう)タル 河漢(かかん)ノ女(じょ)
繊繊(せんせん)トシテ 素手(そしゅ)ヲ擢(あ)ゲ
札札(サツサツ)トシテ 機杼(きちょ)ヲ弄(ろう)ス
終日(しゅうじつ) 章(あや)ヲ成(な)サズ
泣涕(きゅうてい) 零(お)ツルコト雨(あめ)の如(ごと)シ
河漢(かかん) 清(きよ)ク且(か)ツ淺(あさ)シ
相去(あいさる)コト 復(ま)タ幾許(いくばく)ゾ
盈盈(えいえい)タル 一水(いっすい)ノ間(カン)
脈脈(みゃくみゃく)トシテ 語(かた)ルヲ得(え)ズ
彦星と織姫
遠くはるかに輝く彦星
白く清らかに輝く織姫星
織姫は、か細い白い手をあげて
カタカタとはたの横糸を通している
でも、一日中織っているのに、模様ができあがらない
彦星を思うと涙が雨のように落ちる
天の川は清らかで浅い
距離もこれくらいというほど近い
けれど、水が満ち溢れている一本の川を隔てて
たがいにじっと見つめあうばかりで語り合うこともできないでいる
今日は七夕ですね。
七夕の歌といえば、諸々の歌集にたくさん出ております。
どの和歌を選ぼうかと思いましたが、いずれも選び難し。
・・・というより、七夕と言えば織姫と彦星。
一年に一度しか逢えない悲運の二人。
それに自分たちをなぞらえる歌。
大体が似ているので、ココは元祖七夕の中国の歌を取り上げました。
七夕の伝説はご存知の通り、天人の織姫と彦星が愛し合い夫婦になるけれど、
愛し合い過ぎて、お互いに仕事をさぼり、怒った天の神様に引き裂かれた。
ただし、一年に一度だけ逢ってもいいと。
この歌は女性が男性を狂おしいまでに恋い慕う歌ですけれど、
仕事をせずにいるのはダメダメね。
・・・とか何とか言って、出会い始めのmyもこんなでした。ふぅ~。
現在は?さすがにそれはなくなりましたわ。
えーえー。逢えなくてもようございます・・・・。
・・・でも今日逢える織姫と彦星はいいわね・・・・。
おほかたに 思へばゆゆし 天の川
今日のあふ瀬は うらやまれけり
(世間的には織姫と彦星は一年に一度しか逢えないから
かわいそうなんて思われているけれど、
あなたに逢えない今日ばかりは、
逢えるだけいいじゃないって思ってしまうのよ)
うへ。ネッチリだわ。ネッチリと言えば・・・そう紫式部です。
さて、皆様はどのような願いを短冊に書かれますか。
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