「今日はゆっくり昼飯を食えるよ。」やっとスケジュールが合った。
個室でゆっくり食事が出来る料亭へ行った。
個室といっても、テーブルを挟んで向い合わせで座る上、時々仲居さんが料理を運んでくるので、なかなかシットリという雰囲気にはならない。
それでもたわいも無い会話が楽しい。
デザートをいただいた後、私はログが残る携帯メールよりは、パスワードを使ったBBSを連絡板にする事を彼に提案した。丁度私が雑記帳のように使っている板があったので、そのURLとパスワードを教えた。
詳しく説明するために彼の隣に移る。
肩が触れ合う。私達はごく自然に唇を重ねた。彼のキスは甘く優しい。
私の理性の糸がすぐに切れる。彼の胸に身を委ね腕の中で解けていく心地よさに酔う。
彼の手は私の胸を優しく包む。ゆっくり動く手は私の乳首の位置をすぐに当て、ブラジャーの上からつまむ。それだけの刺激なのに吐息が漏れる。
「もっとイヤラシイ事したいよ。」
「ダメよ。仲居さんが来るわ。」
「カワイイお尻だ」耳元でささやく。
スカートの上から彼の手のひらはお尻の丸みを、そして指先はお尻とお尻の間を沿わす。カラダの中から熱くなる。
「ガマンできないよ。」と彼はスラックスのベルトを緩めた。
「ここが、もうダメだ。」スラックスの上からそれが硬く盛り上がっているのがわかる。「ここで・・・」「ここで?」それは危険すぎる。
「失礼します。」仲居さんが扉の向こうから声を掛けてきた。とっさに私達は離れ、座り直す。
自宅に戻り着替えをする。下着がぐっしょりと濡れていた。