"逢いたい病"発症。午前中1時間程の隙間で逢ってくれた。
車で隣街をドライブ。あっという間に時間は過ぎる。逢えてよかったが、益々"逢いたい病"がひどくなる。でも、我慢。
ここ最近PCにウイルスメールが頻繁に届く、帰宅後発信元を集めて見ると一箇所から攻撃されているのがわかる。
私はメールアドレスをいくつか持っていて使い分けをしている。
それを手がかりに調べていくと、発信元が大体突き止められる。
わかった。疑ってはいたが確信できた。彼の会社だ。
すぐに彼の会社の担当者に連絡をし、ファイルを調べてもらうとやはり犯人だ。
彼の会社はITに関することは外部任せで、私もその一人。
PCを活用できる社員がいない。
「僕じゃどうしたらよいか分からないんです。どうやって除去すればいいのですか。自信ないです。来ていただけたら・・・。」
頼りない社員任せには出来ないし、行きたいのは山々だ。
別の理由で。
「別料金が発生しますので、社長に連絡をしてからにしてください。」と敢て遠まわしに、私からではなく彼から要望してもらいたかった。
程なくして、社員から「社長がお願いしますとの事なので、出来れば早めに来て頂けませんでしょうか。」との連絡があった。
もちろん、すぐに出た。
officeには彼はいなかったが、ウイルス除去、さらにネット関係、通信関係の強化をする。作業中に彼が戻ってきた。
彼は自分のデスクではなく、私のすぐ近くで書類に目を通したり、社員からの報告を聞いている。傍にいてくれる優しさを感じる。
でも、やはり柔らかい壁と違和感が私と彼の間にある事は否めない。
一緒にいられるのは嬉しい反面、触れられない寂しさもある。
彼がそばにいるときは彼を独占したい。なんて、贅沢なのだろう。